グルック作曲「オルフェオとエウリディーチェ」(2023)

富士山おもしろオペラ劇場 グルック作曲「オルフェオとエウリディーチェ」(2023)
グルック作曲「オルフェオとエウリディーチェ」(2023)
グルック作曲「オルフェオとエウリディーチェ」(2023)

デザインコンセプト

紙面中央には、ギリシャ神話の悲劇の一場面を彷彿とさせる、幻想的で古典的な絵画調のビジュアルが配置されています。深い森の緑と、黄泉の国から妻を連れ戻そうとするオルフェオの情熱が、セピアトーンの背景の中でドラマチックに描かれています。タイトルロゴには、力強くも優美な白の明朝体を採用し、金色の縁取りを加えることで、オペラ作品が持つ圧倒的なスケール感古典的な気品を表現。全体を重厚なフレームで囲むことで、歴史ある物語の幕開けを予感させる、格調高いビジュアルに仕上げています。

日本洋楽史に刻まれた「三浦環」の足跡を辿る、愛の物語のビジュアル化

今回は、日本人が初めて上演した本格的オペラとして重要な意味を持つ、グルック作曲「オルフェオとエウリディーチェ」の公演チラシを担当させていただきました。

演奏会チラシにおいて、歴史的な背景を持つ作品を扱う場合、その重みを視覚的に伝えることが不可欠です。本作では、伝説のプリマドンナ・三浦環がデビュー時に演じた作品であるという点に注目し、現代のキャストの華やかさと、三浦環が活躍した時代のノスタルジーを融合させたデザインを追求しました。縦書きのキャッチコピー「愛の物語」を中央に配することで、観客の感情に直接訴えかける強いインパクトを持たせています。

デザイナーとしてのこだわりは、情報の整理と情感豊かな演出の両立です。表面には物語の世界観を凝縮し、裏面には三浦環の貴重な写真やあらすじ、多数の出演者プロフィールを整然とレイアウトしました。ジャンプ率を駆使して「河口湖音楽と森の美術館」という特別な会場の情報を際立たせ、おしゃれで高級感のある広報物として、手に取った方が大切に保管したくなるようなクオリティを目指しました。

「作品の歴史的価値を可視化し、幅広い層の期待感を高めるドラマチックなデザイン」を求める制作委員会の皆様へ。チラシ、当日パンフレット、ポスターからWEB素材まで、舞台の成功を支える一貫したブランディングをご提案いたします。

出演・スタッフ
オルフェオ:本岩孝之(カウンターテナー)
エウリディーチェ:土井尻明子(ソプラノ)
アモーレ:渡辺智美(ソプラノ)
合唱:甲府第一高等学校ア・カペラ部、吉田高等学校音楽部 ほか
指揮・ピアノ:松岡なぎさ
※出演者は変更となる場合がございます。

公演日時・会場
2023年8月6日(日)
河口湖音楽と森の美術館 コンサートホール
15:30 開場 / 16:00 開演(演奏約1時間半)

入場料
Sエリア券:6,500円 /
Aエリア券:4,500円(美術館入館料含む)
※山梨県民割引、当日増額あり

  • ディレクション
  • デザイン
  • 画像加工
  • 印刷
媒体 チラシ・フライヤー
仕様 A4両面
種目 演奏会 オペラ