デザインコンセプト
初夏の吹き抜ける風をイメージしたシアンブルーの背景に、金属の質感を強調した楽器のフォトコラージュを配し、金管楽器特有の華やかさと力強さを視覚化しました。左右の楽器のラインが中央のアーティスト写真へと視線を誘導するシンメトリーに近い構成を取り入れ、アンサンブルの「結束力」と「調和」を表現しています。メインタイトルの「meets」の部分には流麗な筆記体を採用し、2つの団体が交わる特別感を演出。文字のカーニング(間隔)を緻密に調整し、余白を活かすことで、情報の多い演奏会チラシにおいて「洗練された機能美」を持たせています。
突き抜ける青空と響き合う、金管十重奏のダイナミズム
今回は、富山県黒部市で開催された「ジェイド・ブラスアンサンブル」と「アンサンブルDITテンジン」による合同特別演奏会のチラシデザインを担当させていただきました。
演奏会チラシにおいて、複数の団体が共演する際は「個々の顔」と「合同の迫力」をどう両立させるかが鍵となります。本作では、9名の奏者一人ひとりの表情がしっかり見えるよう、中央に水平ラインのレイアウトを構築しました。背景のブルーと楽器のシルバーは、色彩心理において「誠実さ」と「高級感」を与える組み合わせであり、世界初演を含む本格的なプログラムへの期待感を高めるおしゃれで信頼感のあるビジュアルへと昇華させています。
技術面では、背景に薄くレイヤーされた装飾紋様が、紙面に奥行きとクラシカルな気品を与えています。また、開催地である「黒部」の爽やかな空気感を連想させる配色にすることで、地域のお客様が手に取りたくなるような親近感も意識しました。集客に繋がるデザインには、こうした「音楽のジャンル」と「開催場所の季節感」の合致が不可欠です。
「演奏会 チラシ」の制作において、ただ情報を並べるのではなく、その公演だけの「音色」を色や形で表現することを大切にしています。プロ仕様の演奏会 プログラムやチケット、Web用バナーまで、公演のブランド価値をトータルで高めるデザインをご提案いたします。
演奏予定曲目
広瀬勇人 作曲:金管八重奏曲(仮題・世界初演)
ホロヴィッツ 作曲:コンチェルティーノ・クラシコ
北川悠仁 作曲:夏色 他
※当日、曲目が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
公演日時・会場
2023年5月21日(日) 黒部市国際文化センターコラーレ カーターホール
13:15 開場 / 14:00 開演
入場料
一般:1,000円
高校生以下:無料 (※高校生以下無料整理券が必要です)
主催・後援
主催:ジェイド・ブラスアンサンブル
共催:アンサンブルDITテンジン
後援:黒部市教育委員会、北日本新聞社、みらーれTV


