デザインコンセプト
光と水が織りなすプリズム、ベートーヴェンの楽曲を視覚化したグラフィック 本作では、シリーズ第3回という節目、そして「涙をたたえて」という繊細な公演テーマを軸にデザインを構築しました。背景の色彩設計には、深い悲しみの中にある一筋の希望を象徴するアクアブルーと、光の乱反射を模したプリズムエフェクトを融合させています。これは、ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲が持つ、複雑に絡み合う声部とそこから生まれる崇高な響きを、色と光の重なりとして表現したものです。演奏家の衣装である「黒」を引き立てるため、背景に十分な余白と輝きを持たせ、紙面全体に圧倒的な奥行きとプレミアムな存在感を与えています。
情感あふれる旋律を、透き通るような色彩で包み込む洗練のチラシデザイン
今回は、実力派演奏家によるカルテット、Ensemble Humoreske(アンサンブル・フモレスケ)のコンサートチラシを制作させていただきました。 演奏会チラシにおいて、シリーズ物の一貫性を保ちつつ、各回の個性を際立たせることは非常に重要です。第3回となる本作では、プログラムの核となる「作品130」の持つ叙情性を、冷たすぎない寒色系のレイヤーで表現しました。デザイナーとしてのこだわりは、中央に配したアーティスト写真の「ライティング」と、背景の「光彩」を同期させた点です。これにより、演奏家たちが光の中から現れたような幻想的な視覚効果を生み出し、お客様が会場で体験するであろう感動を、手に取った瞬間の期待感へと直結させています。 技術的な側面では、タイトルロゴの配置に「シンメトリー」の要素を取り入れつつ、欧文を大胆にレイアウトすることで、クラシック音楽の伝統と現代的なおしゃれな感性を融合させました。また、文字情報のジャンプ率を緻密に計算し、重要な公演情報を一目で把握できるよう、ユーザビリティに配慮した設計を徹底しています。演奏会チラシの制作から、当日の演奏会プログラム、チケットデザインまで、公演のブランド価値をトータルで高めるクリエイティブをご提案いたします。
演奏予定曲目
ベートーヴェン
弦楽三重奏曲 ト長調 作品9-1
弦楽四重奏曲 変ロ長調 作品130
弦楽四重奏曲 「大フーガ」 変ロ長調 作品133
※当日、曲目が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
公演日時・会場
2024年8月30日(金)
19:00 開演 (18:30 開場)
ルーテル市ヶ谷ホール
入場料
一般 3,500円
学生 2,000円
(全席自由)
後援
(公財)新日本フィルハーモニー交響楽団
東京藝術大学音楽学部同声会
日本ベートーヴェンクライス
助成:公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション




