デザインコンセプト
柔らかな光が降り注ぐ新緑の背景と、大理石のような質感を持つ白とベージュのマーブル模様を組み合わせ、ドビュッシーの音楽が持つ印象主義的な透明感と浮遊感を視覚化しています。アーティスト写真は清涼感あふれる白の衣装を纏った大澤美穂氏を起用し、自然体な笑顔が「温かいピアノ」という彼女の演奏スタイルを象徴する構成です。メインタイトルには、洗練されたセリフ体と優雅な筆記体を重ね、繊細なゴールドのグラデーションを施すことで、CD&レコード発売記念という特別な公演にふさわしい格式とプレミアム感を演出しました。
印象主義の光と音が溶け合う、洗練されたクラシックチラシデザイン
今回は、ピアニスト大澤美穂さんの新作アルバム発売を記念したリサイタルチラシを制作させていただきました。ドビュッシーの名曲を中心に構成されたプログラムであることから、デザインにおいても「水」や「光」、「空気の揺らぎ」といった色彩豊かな音の世界を表現することを最優先しています。
デザイナーとしてのこだわりは、紙面全体に漂う「空気感」の構築です。背景に使用した新緑のボケ味は、奥行き(被写界深度)を生み出し、視線を自然とアーティストの表情へと誘導します。また、文字レイアウトにおいては、情報の可読性を保ちつつも、余白を贅沢に使うことで「高級感」と「おしゃれ」な洗練さを両立させました。特に東京と大阪の2公演を並列して配置する際、フォントのウェイト(太さ)を微調整し、シンメトリーに近い安定感を持たせることで、演奏会チラシとしての信頼性を高めています。
技術的な側面では、タイトルのゴールド(暖色)と背景の木々のグリーン(中性色)を調和させ、視覚的な心地よさを追求しました。これは「演奏会 プログラム」やチケットを手に取ったお客様が、コンサート会場で過ごす豊かな時間を想起させるための意図的な演出です。「演奏家の個性を最大限に引き立て、集客に直結するデザイン」を求める方へ、公演のブランド価値を視覚から高めるトータルなクリエイティブをご提案いたします。
演奏予定曲目
ドビュッシー: 月の光 アラベスク 第1番、第2番 塔 グラナダの夕べ 葉ずえを渡る鐘の音 金色の魚
モーツァルト: ピアノソナタ 第8番 イ短調 K.310
ショパン: マズルカ イ短調 op.17-4 アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 op.22
※当日、曲目が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
公演日時・会場
2024年10月19日(土) 豊中市立文化芸術センター 中ホール 13:30 開場 / 14:00 開演
2024年11月16日(土) 王子ホール 13:30 開場 / 14:00 開演
入場料
大阪公演:3,500円(当日4,000円)
東京公演:4,000円(当日4,500円)
後援
ベルギー大使館、日本・ベルギー協会、日本アーツビジネス学会、豊中市、関西桐朋会




