
マスタリングとは
作品を「プロの音」に仕上げる、最後の重要工程
マスタリングとは、ミックスダウンが完了した音源を最終的に整え、一つの作品としての完成度を高める作業です。音質や音量、曲間の調整を行い、CDプレスや配信に適した形へと仕上げます。
当スタジオでは、このプリマスタリング工程を「マスタリング」としてご提供しています。
マスタリングで何が変わるのか
曲ごとの音量差を整え、アルバムとしての一体感を演出
不自然な周波数バランスを微調整し、聴き疲れしない音質に
必要に応じて音圧を高め、市販の楽曲と並べても遜色のない迫力に
マスタリングは、積極的に音を作り込む工程ではなく、**仕上げとしての「磨き」**をかける作業です。しかしこの仕上げ次第で、聴き手の印象は大きく変わります。
個別曲マスタリング料金
1曲の長さが10分を超える場合はご相談ください。内容 | 料金 |
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1曲 | ¥10,000(+税) |
アルバム マスタリング料金
アルバム単位でのマスタリングプランで、全体を通しての調整が可能です。内容 | 料金 |
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10曲まで | ¥65,000(+税) 以降1曲ごとに¥6,000(+税) |
完成品はデータでの納品となります。納期は1〜2営業日となりますが、繁忙期などによって変わる場合もございますので都度ご相談ください。
お客様からご提供いただくもの
1. ミックスダウン済みのステレオ音源ファイル(WAV)
推奨フォーマット:
24bit / 44.1kHz 〜 96kHz(高解像度が望ましい)
WAVまたはAIFF形式
不要な処理:
リミッター/マキシマイザーは基本的に外してください
ノーマライズやディザ処理も未処理のままが望ましい
⚠️ 注意:マスタートラックに過度な処理が加わっていると、音圧調整やバランス処理の幅が狭くなり、十分なマスタリングが行えません。
2. 曲順・トラック名リスト
アルバム・EPの場合は収録曲の順番と正式な曲名が必要です。
曲間の秒数指定(ある場合)。
3. フェード処理の指定
各曲のフェードイン・フェードアウトの開始・終了ポイント。
曲のどこまで使いたいか、どのように終わらせたいかなど、カットポイントの詳細。
4. 目指す音像の参考楽曲(任意:参考曲があれば)
「このアーティストのような音質にしたい」など、方向性の共有。
WAV、MP3、YouTubeリンクなどの形式で提出可能
⚠️ 参考音源があると、マスタリングの方向性が明確になります。逆に「とにかくナチュラルに」という曖昧な指示だと、エンジニアとの認識のズレが起きやすくなります。
5. ISRCコード(任意:必要な場合)
配信やCD販売時に使用するトラック固有の国際コード
各トラックに付与したい場合、クライアント側で取得し事前に共有